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CSR REPORT
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2023/3/27

大林組技術研究所・東京スカイツリー®構造ガイドツアーへ高専生を招待

2023年3月13日【大林組技術研究所・東京スカイツリー®構造ガイドツアー】へ福島工業高等専門学校(福島高専)の生徒たちを招待いたしました。

招待したのは、代表の庄司が協力会の会長を務める福島高専 都市システム工学科の3年生39名。
この取り組みは生徒たちに「最先端の技術」と「ものづくり」に触れることで、学習意欲を高めて欲しいとの想いで初めて企画されました。
見学先に選んだのは、震災後に親しくなった大林組の研究施設「大林組技術研究所」と大林組が施工を行った「東京スカイツリー」の二箇所。大林組技術研究所では、制振・免震技術採用時の揺れを再現することができる振動体験装置で実際に体感するなど、最先端の技術を肌で感じていただきました。
また東京スカイツリーでは、学生たちは普段立ち入ることができないスカイツリーの内部に入り、トラス構造と呼ばれる三角形を多用した構造体や、見上げると三角形から円形に変化していくスカイツリーならではの“そり”と“むくり”の様子を実感しました。

スカイツリーは、建設当初にこんなエピソードが…
当時 スカイツリーの計画段階で、同時期に建設中だった広州タワー(中国)の高さがほぼ同一でした。
電波塔の役割としては問題ありませんが、どうせなら「世界一を目指すべき」という高さへの追及と、大林組の「無償でやる」という心意気で高さの変更が実現。世界一へのこだわりと、日本人にとってなじみ深い言葉の響きから「634 m」へ変更したのでした。「世界一を目指す」という志の高い企業に感銘を受け、若い人たちにもぜひ学んでほしい!この企画にはそんな想いが込められています。

学生たちには本物の建築に触れることで、学びの原動力になって欲しいです。東洋システムでは、これからも郷土愛を育むための道徳や総合的な学習などの活動を続けて参ります!