電力システムや蓄電システム等においては、近年一層の高効率化と高精度が求められています。
電流センサは一次側と二次側を完全に絶縁した状態で計測が出来るというメリットがあります。
一方でホール素子のバラつきや温度特性が精度へ影響を与えてしまうという問題点も併せもっています。
東洋システムでは、充放電評価装置や電池パックで培った技術と経験を活かし、お客様のご要望に合わせた電流センサの設計、製造を行っています。
ホール素子の温度特性による精度への影響を極力ゼロにする独自の温度補正技術を組み込んだセンサです。特に環境温度変化が大きい用途で大きな力を発揮します。
一次電流によって発生した磁界を打ち消す方向に電流を流すことで磁気比例式に比べ、精度よく計測することが可能です。磁気比例式同様、温度変化の大きい用途で力を発揮します。
高感度磁気感受素子を使用した超高精度の電流センサです。センサの擾乱による回路破壊等を防ぐため、独自の防止回路が組み込まれています。温度特性も0.05ppm/K以下で業界最高の特性を有しています。